CAD

まったく

世の中というモノはわからないもんです。

 

そもそも、ワタクシ、大学は理系に進学したわけですが、よくよく考えてみたら進学する理由なんてなかったんですよね。でも、大学で工学部に進学するってそれはもうそれだけで人生を掴んだ、といったような変な達成感があってそっから自分の人生は転げ落ちていくわけですけど(笑)。

さて、工学部の授業を受けてきて、今になってあのことを聞いておいていてよかったなぁ、なんてことがたくさんあります。

 

その一つが『CAD』です。

 

本当は、ここで作ったデータをもとにして『CAM』をどう組み立てるのか、というのが大事だったのでしょうが、憧れのパソコンをいじりながら作図していくというのは衝撃的で、理系の大学に入ってよかったなぁ、だなんて思ったほどです。AUTOCADやDXⅣだったですか、僕らの時はコマンド名を覚えて、これをキーボードに打ち込みながら作図していく、といったスタイルでした。

今のCADはコマンド名ではなく、画面内のボタンをクリック選択して、ということになってきますが、今でもAUTOCADに触れる機会があったりするとコマンド名を直接打ち込んだ方がやりやすかったりします。まぁ、AUTOCADに触れる機会だなんて、もうないんでしょうが。

 

さて、そんな学生時代から30年近くが経ちますが、もうCADなんて使わないだろうと思っていましたら・・・

 

使う!使う!使うんです!これが!

 

風営法で提出する図面なんか、CADがなければどうにもなりません。

それというのもフリーソフトで JWCAD というソフトがあるからなんですが。

もちろん、今まで使ってきたCADソフトは流れが違っていて覚えなくてはならないことなどがたくさんあるのですが、それでもゼロからのスタートではなく「あ、CADをまた使えるんだ!」と喜んだことを覚えています。

いや、本当に学生時代にやっておいてよかったです。

 

最近は使っていませんが、またこいつを使ってお仕事ができることがあればなぁ、なんて考えています。